蓋付本棚

本棚を眺めていると尽きない

2021-04-16から1日間の記事一覧

『道標』宮本百合子

写真は母の蔵書にあったもので昭和42年の新潮文庫。旧仮名。今は青空文庫で読める。革命後間もないソビエト連邦、モスクワの印象が詰まった小説。百合子本人である主人公は新しい社会主義の国を体験する。ずいぶん感覚的でフワフワしているが、人の様子や街…